エマージェンシーケアとプライマリーケアをしっかりと身につけ、
どんな状態の患者様でも的確に診察でき、
幅広い医療活動を通じて、
患者様中心に動き、理解できる医師の養成を目指す。
我々「中部徳洲会病院」は、2016年4月1日、現在の北中城村へ新築移転いたしました。新病院では、今まで以上に「救急医療」に力を入れ、2017年度の救急搬送件数は約6,500件、ヘリポートを利用したヘリ搬送件数は約60件と増加しています。また、新しく導入した「ハイブリッド手術室ユニット」は、脳外科手術やステントグラフト治療、骨盤骨折、その他の手術に加え、外傷患者に対するハイブリッドER(救急室)としても使用しています。これにより、救急搬送およびヘリ搬送された緊急患者の手術や処置までの時間が大幅に短縮され、救命率の向上が期待されます。
このような最先端の「救急医療」も「救急患者さんは決して断らない」ことを実践している初期・後期研修医の力があってこそです。我々の研修医の皆さんに対する教育方針は「いい医者になってほしい」です。「いい医者」とは、患者さんの痛み、苦しみを分かってあげられるような「人間性」と一人で治療できる「実力」のある医師であると考えています。
我々は、病院の全職員で、研修医の皆さんの希望ある将来に向けて、「人間性」の確立と「実力」育成に全力を注ぎたいと思います。卒業した先輩方は、当院だけでなく、日本全国の有名病院で活躍していますが、卒業生の「自分の医師としての原点は中部徳洲会(中徳)にある。もう一度研修するとしても中徳を選ぶ」と断言してくれることに、「我々の教育方針は間違っていなかった」と自信を与えられ、これからも、「いい医者」を育てることに全力をあげたいと思います。
やる気のある学生諸君、ぜひ一度「中徳」へ見学に来て、輝いている先輩たちを見てみませんか?お待ちしています。
当院の臨床薬剤師は、早朝の回診に同行し、患者様の薬物療法を決定するために必要な情報をタイムリーに提供したり、副作用に関する情報を提供したりしています。また、がん化学療法をうける患者様のサポートや、インスリン自己注射や在宅腹膜透析療法を行う患者様のサポートも医師と共同で行っています。
また、薬物療法が、効果的に、安全に、かつ経済的に行われるよう、調剤・製剤はもとより、薬剤管理指導、入院持参薬管理、薬物血中濃度解析、がん化学療法レジュメン管理、高カロリー輸液無菌調剤、院内感染対策、医薬品情報提供、薬品在庫管理などの業務を行っています。これらはいずれも、チーム医療の一環としてあらゆるメディカルスタッフとの協力が必須であり、その中でも、医師と薬剤師の連携は、安全で質の高い薬物療法を患者様に提供する上で特に重要な位置を占めます。
是非わたしたちと一緒に、病棟回診やカンファレンスをしてみませんか?薬剤師一同、楽しみにお待ちしています。
初期研修は、医学部で習得した知識をもとに、実際の診療の場で業務を行うことで医師としての基礎をかためる大切な期間です。研修では知識や技術の修得もさることながら「全人的医療」を身に付けてほしいと考えています。
当院は、他職種との垣根がなく医療者全員がお互いを助け合える環境にあります。看護師をはじめとするコメディカルスタッフも研修医の先生方が育つための応援は惜しまないので、協力し合って診療に携われます。
救急は一次~三次までの患者を受け入れており、専門性の高い救急疾患も数多く経験でき深く知識や技術を習得できるところです。上級医が常駐して、常に救急患者を診察する中で適切なアドバイスをしてくれ安心感があります。
各診療科では研修医に対してマンツーマンで丁寧な指導を行っています。また、各診療科間でのコミュニケーションが良く取れているので、他科の先生にも遠慮なく相談できます。
地域医療として離島へき地医療も経験する中で、医師としての役割や充実感など得られると思います。
沖縄で忙しいと言われているこの病院で医師としての第一歩を、私たちとともにスタートしてみませんか?